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人は誰もが大切な存在-青少年に生きやすい環境を! ~ユース・フォー・ヒューマンライツ 啓発冊子配布イベントを開催しました~

5月6日、茨城県高荻市教育委員会は市内の中学生が自殺を図り、死亡した事件を発表しました。この背後には教師による不適切指導が一因となった可能性があるということです。教師が生徒たちに「殴るぞ」「殺すぞ」などの暴言を浴びせたり、肩を小突くなどの指導があったとされています。このような中、さらなる人権啓発の必要性を認識し、ユースフォーヒューマンライツは、多くの若者が行き交う街・代々木にて5月18日(土)に啓発冊子の配布キャンペーンイベントを開催しました。何より、互いを尊重し、人の尊厳を大切にしあうことを理解する人々、大人や子どもも「誰もが大切な存在」であることに築くことが大切と考え、その契機となるために配布イベントは行われました。

 法務省の平成30年人権侵犯事件の状況に関する報告書によると、人権侵犯事件数は19,063件、全体の2番目に多いのが学校における「いじめ事案」です(2,955件、15.5%)。また、教育職員関係事案は1,106件(5.8%)、うち体罰事案については201件になるということです。

 9年ぶりに日本政府に対して勧告された国連報告書でも、いじめや虐待、偏見など青少年を取り巻く子どもの人権問題が大きな問題として取り上げられています。そのため、4月1日、米国ロサンゼルスに本部を置くユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル(YHRI)は、16周年となるヒューマンライツ・エデュケーショナル・ワールドツアーの一環として日本支部とともに日本ツアーイベントを開催しました。

 そして、さらなる人権啓発の必要性を認識し、多くの若者が行き交う街・代々木にて啓発冊子の配布キャンペーンイベントを開催しました。子どもたちのボランティアも多数参加し、「国連の世界人権宣言を広めよう」という署名ボードにも多くの方が賛同し、また啓発小冊子も400部配布されました。

何より、互いを尊重し、人の尊厳を大切にしあうことを理解する人々、大人や子どもも「誰もが大切な存在」であることを築くことが大切と考え、その契機となるために配布イベントは行われました。

 2020年オリンピック・パラリンピックを迎える日本において、学校や職場における「いじめや自殺のない環境」や国際的に協調できる「差別や偏見のない社会」の構築が急がれていますが、そもそもその根本となる「互いに尊重し認め合う」ことが肝要です。その認識を高めるため、世界人権宣言が世界の共通認識になります。

 その宣言を世界中の誰もが簡単に理解できるように条項ごとにタイトルとイラストを付けて制作された小冊子を、国立代々木競技場や原宿と隣り合わせにある代々木公園周辺で配布されました。

ユース・フォー・ヒューマンライツ・インターナショナルでは2003年からヒューマンライツ・エデュケーショナル・ワールドツアーを開始し今年で16回目を迎えました。アメリカのワシントンD.Cからヨーロッパ、アフリカ、アジアと毎年各地を巡り、国連の定めた世界人権宣言を通して行う啓発活動を各地の指導者や教育者らと交わり、普及しています。人道主義者であるL. ロン ハバードの言葉「人権は、理想的な夢ではなく、実現されなければなりません」に基づいて、人権を実現させるためあらゆる教育者と指導者と協力して活動を行っています。


特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っています。 

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