タグア（日本名：象牙椰子）の実は乾燥させると中にある種子が象牙のように固くなり、ヨーロッパでは19世紀からボタンやチェスの駒、アクセサリー等に利用されてきました。プラスチックの普及で需要が減りましたが、21世紀に入り環境保護・社会貢献に関心が高まると象牙の代替素材として注目されるようになりました。さらにタグアの産業利用が熱帯雨林保護につながることから、エシカル（環境保護・社会貢献）な意識の高い欧米の人たちが積極的にアクセサリーや雑貨にタグアを取り入れ始めました。今ではエクアドルから北米・ヨーロッパへの販路が確立され輸出量が増えています。
エクアドル政府もタグア産業の振興に強力にバックアップしています。

在日エクアドル大使館からのコメント
エクアドル政府は、タグア製品の海外での普及のためにいろいろなマーケティング活動をしています。欧米ではその成果が発揮されてきました。さらに、ジュエリーを作る職人の育成に力を入れていて、国を挙げてタグア産業の振興に取り組んでいます。
またエクアドル環境省は熱帯雨林の保護を目的に、タグア産業の従事者と連携して持続的なタグアの生育を実現するプログラムを実施しています。こうした活動は海外からも支持を得ております。

Naya Nayonは2000年にエクアドルで設立したベンチャー企業ですが、当初よりタグアを通じて環境保護と熱帯雨林に住む人たちを支援することを理念としています。その特徴は、完全に天然の、自然に落下乾燥した高品質タグアの実だけを利用して、すべての加工を現地の職人の手作業で行っていること。そして多彩なデザインとカラフルな色彩です。タグアはたいへん固いのですが非常に軽く、自然の木目を生かした染色が可能で、身につけてたいへん楽しい素材です。
さらにNaya Nayonでは完成品だけでなく、ビーズと呼ぶパーツの販売も行います。パーツは既成のもの以外にもオーダーメイドも請けており、日本の手芸愛好家からのオリジナル・タグア・ジュエリーのオーダーに対応します。

Naya Nayonの日本での販売窓口としてNaya Nayaon JapanがKwave合同会社により10月に設けられましたが、このたび株式会社ダイアローグ研究所が総代理店契約を結び、日本における販売を11月２２日からスタートすることになりました。
販売は、同社の直営インターネット・ショップ「わさいらく」のほかに販売店、小売店を対象に卸販売を行います。また、各種の展示即売会での販売も予定しております。

（会社概要）　株式会社ダイアローグ研究所
2008年設立　Eコマースと営業開発の支援事業を行っている。代表取締役：中江哲夫
ECサイトの運営代行を中心に中小企業の販売事業支援のために具体的なリソースの提供を行い、リスクを低減したEC事業の立ち上げ、運営をサポートしている。

わさいらく
オーガニックをコンセプトとした商品を提供しているYahoo!ショッピング内のECサイト。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/wasairaku/

販売価格：　1300円から
（参照）
Naya Nayon 　　　http://www.nayanayon.com/
Naya Nayon Japan http://nayanayon.tokyo/

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