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東京・有楽町駅前地下広場にて強制不妊手術の背後にある精神医学の真実を伝えるためのパネル展示会を開催します!

 今年、国内最大の精神医学分野の学術団体「日本精神神経学会」と精神科医や施設関係者でつくる団体「日本精神衛生会」が、旧優生保護法(1948~96年)に基づく精神障害者らへの強制不妊手術に関与した「負の歴史」について自己検証に乗り出し実態解明につとめています。

 このような中、市民の人権擁護の会(CCHR)は、3月3日(日)から 3月9日(土)まで東京・有楽町駅前地下広場にて強制不妊手術の背後にある精神医学の真実を伝えるためのパネル展示会を開催します(入場無料)。

 昨年もCCHR日本支部は、有楽町駅前地下広場にて精神医療の問題を啓発する無料のパネル展示会を啓発するイベントを開催し、2日目からは街頭演説も行い、強制不妊手術問題の責任の明確化に対する署名などを訴えました。
 
 その後、人の尊厳を奪ってきた強制不妊手術の問題が連日のように報道されるようになり、ついに関与した学会も解明実態のため自己検証に乗り出しました。その「強制不妊」の思想をナチス精神医学から輸入し、日本に普及させたのは日本精神医学のトップです。この展示会では、特に強制不妊手術が日本に輸入される元となったドイツにおける精神医学発祥の歴史について、またナチスドイツの発端となった精神医学の舞台裏についてなどが紹介されます。

 
【開催情報】

市民の人権擁護の会 パネル展示会
日時:
3月3日(日) 13:00~のオープニングセレモニー
杉田穂高先生(歯科医師)と壇上宗謙先生(広島県三次市 西光禅寺住職)をお迎えしたスピーチ
展示会オープン

3月4日(月)~3月9日(土) 毎日朝10:00~夜20:00 展示会

場所:東京・有楽町駅前地下広場
参加費:無料

 昨年の有楽町におけるパネル展示会の参加者からは、

「薬物の被害に遭っている誰かのために、損得なしで助け続ける活動をしている方々と出会い、新たな希望を見出した。」

「体験者として、精神医療の現実しっかり伝えていきたいと思います。」

「(精神)薬を抜いたら声が出るようになりました。言葉を話せるようになりました。会話ができるようになりました。ありがとうございます。」

などといった感想が寄せられています。

 市民の人権擁護の会は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療の人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によってアメリカ・ロサンゼルスに創設されました。

 特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、市民の人権擁護の会を応援しています。 

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