2025年5月17日(土)13時から、「子ども・青少年を守ろう~子どもの自殺予防の勉強会」が開催されました。
近年、精神科で使われる薬物が依存や健康への影響を与える可能性が指摘されています。しかし、現場ではそのリスクについて十分に説明されることなく薬が処方され、その副作用に苦しむ子どもや若者が存在します。
急増する子どもの自殺に対応するため、早期に精神科医療につなげる政策がすすめられていますが、精神科に繋がった先で不適切な診療をが行なわれ被害を受けるリスクがあることについては、ほとんど触れられていません。この講演では、精神科医療の現状やリスクについて知り、子どもや若者を守るために大人ができることを学んでいきました。
参加者からは
・0~4歳の子も精神薬を処方されていること。保育園児から精神科をすすめられていることは知っていたけど、数字を見るとさらに怖いと思いました。
・国の精神医療(福祉、~モデルなど)のモデル事業が全く効果を出していない事が(長野、久留米など)明らかで驚いた。精神科につなげることが目標になっていて、自殺率や数に目を向けないのはおかしい。
・向精神薬が幼少の子ども達にも処方されるなか、親が「自殺」という副作用についてしられていないことに衝撃を覚えました。
・弁護士の方からお聞きした事例はかなり恐ろしかったです。簡単に強制入院させる日本のやり方は、変えていかないといけないですね。
・学校からADHDと言われ、精神科を紹介される流れがあるということに驚いた。自殺の要因の一部と、精神科医療へのプロセスのリンク、について新たな気づきを得ることが出来た。
のような感想が飛び交い、内容への関心の高さが伺えました。
<イベント情報>
「子ども・青少年を守ろう
不適切な精神科治療が薬物依存・自殺を招く~ 子どもの自殺予防の勉強会」
日時:2025年5月17日(土)13:00~15:00
主催:市民の人権擁護の会 日本支部
会場:サイエントロジー東京 8F
(新宿区百人町1-25-1)
交通アクセス:JR総武線大久保駅から徒歩3分
参加費:無料
問合せ:TEL 03-4578-7550
ーーー
市民の人権擁護の会は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療による人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によって創設されました。