世界中で今なお続く差別や対立。それらを乗り越え、すべての人が自分らしく安心して暮らせる社会を築くには、「人権」についての理解と関心が不可欠です。
こうした思いを広げるために、4月20日(日)、東京・秋葉原で人権啓発を目的とした冊子配布キャンペーンが行われました。このイベントは、United for Human Rights Japanのボランティアメンバーによって企画・運営され、通りを行き交う人々の手に、人権への気づきを促す冊子が届けられました。
配布された冊子には、世界人権宣言に記された30項目の権利が、誰でも理解できるようやさしく解説されています。「教育を受けること」「仲間と活動する自由」「プライバシーの保護」など、普段意識していないかもしれない あなたの当然の権利 が一つひとつ丁寧に紹介されています。そして、それらを持つために必要なのは、ただ「人として生まれた」ことだけ——というシンプルで力強いメッセージが込められています。
当日は、多くの人々が立ち止まり、冊子に目を通していました。一冊の冊子から広がる関心が、社会全体の意識を少しずつ変えていく。そんな確かな手ごたえを感じる一日となりました。
United for Human Rightsは、教育関係者や保護者、青少年を支援する方々と連携し、すべての人が互いに尊重し合える社会の実現を目指して活動を続けています。
United for Human Rights 人権啓発冊子配布活動
日時:2025年 4月20日(日)午前13時半より(約1時間)
場所:秋葉原
主催:United for Human Rights Japan
ヒューマンライツ・エデュケーショナル・ワールドツアーは、毎年世界各地を回り、青少年に対するヒューマンライツへの理解、またはそのための教育・啓発方法を教育者、青少年関係者及び一般の方々に広く伝えるためにUHR、YHRIによって行われれいます。アフリカ、ヨーロッパ、アジア、北中米を周り、最後はニューヨークにある国連本部でインターナショナル・サミットを開催しています。
すべての人々の自由という理想を長年にわたって支持・推進してきたサイエントロジー教会の後援により、United for Human rightsとyouth for Human Rightsは、非宗教・非営利団体として普遍的な人権を推進する活動を支援するとともに、この運動を社会のあらゆる階層で推し進める教育資料を17の言語で提供しています。 世界各地の学校や教会、市民グループや共同体グループ、人権団体、警察組織、軍、政府機関などが、これらのプログラムを支持し、採用しています。
人道主義者L.ロンハバード氏は「人権は理想的な夢ではなく、実現されなければなりません。」と言葉を残しています。一人一人が実際にお互いを思いやり理解していくことから、変化していきます。そして人が持っている人権を正しく知ることで、自身も大切な人も守っていくことが出来ます。