11月27日、医療関係団体の代表として日本医師会の横倉義武会長が「精神科主治医という立場を利用した性的搾取」などによって自殺した女性患者(当時27歳)問題に関し公式会見で以下のように回答しました。
「医療関係者の団体の代表という立場から、心からご冥福をお祈りしたい。医師という立場を利用して支配的な関係を元に治療や薬の処方を取引条件とするなどということは医師としてあるまじき行為」(参照記事:横倉会長「医師会代表として心からご冥福を祈る」~遺族の精神科医への医師免許はく奪要望を受けての見解)
同医師による非人道的な治療行為を止めさせ、娘のような患者を生み出さないための法規制を求めて活動している遺族と市民の人権擁護の会では、医療業界トップの見解を受け、緊急に精神科医による性的搾取を防止する法制定を要望しています。そして、このような状況をうけて、宮城県仙台市でも12月7日(土)、日本支部代表が参り講演会を開催します。
日時: 2019年12月7日(土曜日)
時間: 13時30分~15時30分
会場: 宮城県管工事会館 9階 大会議室
講 師
小倉謙氏(おぐらゆずる)
講師紹介
1968年生まれ
神奈川県川崎市出身
市民の人権擁護の会 日本支部 (CCHR Japan)支部長として精神医療による不正診療報酬請求、無資格診療、無診察投薬などの不正行為、不当な隔離拘束などの事例を調査し精神医療の実態を公表するなどの活動を行っている。
主な著書
「心の病」はこうして作られた
「心の病」が治らない本当の理由
主催・みやぎの萩ネットワーク
令和元年度宮城県自殺対策緊急強化補助金事業
参加費 無料
※申込み 不要 直接会場へお越しください
皆様のご参加をお待ちしております。
市民の人権擁護の会は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療による人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によって創設されました。
特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、市民の人権擁護の会を応援しています。