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~遺族と著者が執念で追い続けた事件の物語~ 新刊「もう一回やり直したい 精神科医に心身を支配され自死した女性の叫び」がついに11月29日に発売!

 精神科医に狙われ、命を落とした女性の遺族と著者が執念で追い続けた事件の物語がついに書籍化され、11月29日に萬書房より発売となります。


『書籍のご案内』

「もう一回やり直したい 精神科医に心身を支配され自死した女性の叫び」(米田 倫康・著、価格2,000円+税)


 この事件を追い続けてきた遺族と著者の執念の物語。精神科医が患者と性的関係をもつことが違法となり、医師免許剥奪などのペナルティが科されないかぎり、同様の悲劇は繰り返される。法規制の実現、それが本書の最終目標である。

目次

第1章 狙われる女性患者たち

 遺されたメールが教えてくれたもの
 形式だけの職業倫理
 狡猾で卑劣な手口
 母親の決意
 精神科医はどのように家族を崩壊させたか
 孤立させ依存させる
 家族の苦しみ
 精神科医と闘うときの鉄則
 詐欺を立証することの困難さ
 いざ告発へ
 おぞましい実態
 無法地帯
 本当の問題
 クリニックの休診・閉鎖
 悲願の逮捕
 まさかの釈放
 再勾留そして起訴へ
 明らかにされた詐欺の手口
 もう一人の遺族
 壮絶なセクハラとパワハラによる心身支配


第2章 法も常識も通用しない精神科医

 罪を認められない精神科医
 次々と明らかになる実態
 偽りの福利厚生
 空虚な正当化
 保健衛生上の危害の懸念
 有罪判決そして新たな戦い
 現役の刑事被告人が主治医となる業界
 どうやったら医師免許を剥奪できるのか?
 法律を変える


第3章 人権侵害の歴史を振り返る

 山口医師は突然変異ではない
 強制不妊手術と隔離収容
 優生政策としての強制不妊手術から強制収容へとシフトした日本の精神医療の歴史
 隔離収容からクリニック乱立へのシフト
 精神医学の検証が共生社会の扉を開く
 他人事の精神科医たち


第4章 被害を防ぐために

 防犯意識の重要性
 死にたいのではなく生きたいから
 啓発・摘発・法制化
 メンタルヘルスケアの基本は人権
 鍵を握る医療基本法
 悪徳精神科医の手口を学ぶ
 被害者・遺族の生の声

前書きなど

「この医者、どうせ医師免許はなくなるんでしょ?」。第一審の有罪判決のあと、多くの方々から、このありがたい言葉をいただきました。そして現状の法律では無理であることを伝えたとき、「なんで?」「ありえないんだけど?」「間違ってる!」と一様に嘆かれていました。……娘を亡くした私が今もっとも危惧するのは、何か生きづらい状況になると、いかなるときも一刻も早く専門医につなごうとする社会です。受験・仕事・出産・育児・死別のみならず、一昔前ならやんちゃ坊主ですまされた子どもでさえ精神科医へつなごうという現状です。……(「被害者・遺族の生の声」より亡くなった女性の母親の声)

版元から一言

タイトルは、亡くなった女性の最期のメール「もう一回病院に通い始めた頃からやり直したい」が基になっています。

著者プロフィール

米田 倫康 (ヨネダ ノリヤス) (著)

1978年生まれ。私立灘中・高、東京大学工学部卒。市民の人権擁護の会日本支部代表世話役。在学中より、精神医療現場で起きている人権侵害の問題に取り組み、メンタルヘルスの改善を目指す同会の活動に参加する。被害者や内部告発者らの声を拾い上げ、報道機関や行政機関、議員、警察、麻薬取締官等と共に、数多くの精神医療機関の不正の摘発に関わる。
これまでの経験をもとに、2018年、初の著作『発達障害バブルの真相:救済か?魔女狩りか? 暴走する発達障害者支援』(萬書房)を上梓。


※市民の人権擁護の会(Citizens Commission on Human Rights:CCHR)は、アメリカの人道主義者L.ロンハバードの調査内容に基づき、1969年、精神医療の人権侵害を調査・摘発するために、サイエントロジーと米シラキュース大学名誉教授のトーマス・サズ博士(故人)によってアメリカ・ロサンゼルスに創設されました。


特定非営利活動法人イマジンは、麻薬撲滅や障害者に対する差別の偏見をなくし、CCHRの活動を応援します。

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